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【日本のGDPに対する輸出依存度は本当に低く、G20でもアメリカ、ブラジルに続いて少ない方から3番目。製造業全てを合わせても、GDPの約17%(2009年)しかなく、残り約83%は内需頼りの非製造業で成り立っている。まして「会社四季報」に出て来る約3800者の中で、海外売り上げ率が50%を超えているいわゆる輸出依存型企業はわずか286社(10年)しかないのです。
 それでも「いやいや、それは大企業の話。中小企業では町工場などの製造業が圧倒的に多く、円高のせいでそれらが倒産寸前なのだ」と反論されます。しかし、11年度の中小企業白書で中小事業所の内訳を見てみると、製造業53万社に対してサービス業などの非製造業が530万社もある。10倍も非製造業が多いのです。売り上げを見ても、製造業約120兆円に対して非製造業は約500兆円とやはり4倍も非製造業の売り上げが多い。さらに中小企業庁のリポートでは「日本の中小企業は中小企業の相当な割合を占める内需中心の業績と一部の輸出関連業種」とまでご丁寧に説明がなされている。産業の90%を占める中小企業にとって、円高は海外の商品を安く手に入れられ、コスト的に優位になるチャンスなのです。
 さらに言えば、1ドル70円台に突入していた12月の推計でさえ、3月期決算の上場企業の半数が経常増益を確保し、うち10%に当たる171社が経常収支ベースで各最高益を確保する、との見通しも発表されています】
(12.1.30号AERA、ぐっちーさんのコラムより)
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