ちきりん:基本的には会社員は仕事があるので、なかなかゲームをする時間がありません。なのであまりチームに貢献できないんです。貢献できるのは、1日中ゲームをしている人……つまり働いていない人たちですね(笑)。
そうした働いていない人たちは、社会で働くことによってリーダーシップを学べるわけではないけれど、ゲームの中でそれを学んでいるわけです。
それって、ネットを通じてはいるけれど、生身の人間と接しているわけです。場はオンラインゲームの上だけど、基本は人間関係を作っていかなければいけない。チームを編成し、リーダーシップを発揮し、目的を遂行する。今までは会社や組織が教えてきたことを、ゲームで学んでいる人がいるんですよね。
中田:なるほど。
ちきりん:もちろんそこで学んだことが、リアルな社会でも通用するのかどうかは私にも分かりません。ただ、彼らの話を聞いていると、少なくとも概念として学んでいることは「私が会社で学んできたことと同じかも」と思えることがあるんです。これは新しい時代の学び方だなあと感じますね。